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2008年04月07日
4月から中学1年生、高校3年生への麻疹・風疹混合ワクチン接種が始まる
1 欧米では10年以上前から、韓国でも数年前から、麻疹ワクチンや風疹ワクチンの2回接種が行われていました。
2 日本は平成18年から小学校入学前1年の子どもへの2回目の接種が始まりました。(MR2)
3 平成19年1月から東京を中心に、その後全国に麻疹の大規模な流行があり、各地の大学でも一時的な閉校に追い込まれました。
4 日本からの修学旅行生が米国で麻疹を発症し、帰国延期に追い込ました。
このために、 平成20年4月から、中学1年生と高校3年生への麻疹・風疹混合ワクチンが始まります。
5 この制度は5年間限定です。 MR3, MR4 とも呼ばれています
6 MR2の対象にならなかった、現在の少学3,4,5,6、中学1年 がMR3 を、 中学2,3,高校1,2、3年が MR4 を これから5年間だけ受けます。
7 中学1年、高校3年対象の MR3とMR4については、保護者が一緒に来なくて良くなりました。
8 ワクチン間隔の数え方の変更: 週数で数えていたのが、日数で数えるようになりました。
9 例えば、従来は初期の3種混合ワクチンでは、3週間以上間をあけることになっていました。
3月1日にすると、次は3月22日でなくて23日から接種可能でした。
これからは、3月22日から接種可能になります。 3週間後の同じ曜日以降ならOKとなり
分かり安くなりました。
10 8,9 は細かい話ですが、予防接種法に基づいて行うワクチンについてのお話しです。
予防接種法に基づかないワクチンは、ワクチン事故が有った時の補償などが、
予防接種法に基づいて行うワクチンに比べて、おおよそ半額ぐらいになります。
投稿者 kikawa : 2008年04月07日 15:59